人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業
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【最新号】2025年6月号

最新号『最新医療経営 PHASE3』6月号 VOL.490

緊急レポート 高齢者住まいの 医療・介護「質」を問う

毎月10日発行
A4判変型 68ページ
定価:1,430円(本体1,300円+税10%)
定期購読料:17,160円(本体15,600円+税10%)
 
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緊急レポート 高齢者住まいの 医療・介護「質」を問う

高齢者向け住まいの整備が進み、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の施設数は急増している。運営主体の多様化に伴い、医療・介護サービスの提供体制も広がりを見せる一方、囲い込みによる利用者の選択制限や、訪問看護の高額化、紹介手数料の不透明さといった課題も浮かび上がっている。厚生労働省は有老ホームの実態把握に乗り出し、制度的対応を検討しているが、財務省もまた、社会保障費適正化の観点から問題提起を行っている。

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病院トップの経営者魂

試し読み病院トップの経営者魂
経営参謀からトップへ
操作主義の猛省から
「対話」のマネジメントへ
遠藤正樹 医療法人社団康明会グループ 理事長
試し読み病院トップの経営者魂

慢性期から在宅復帰支援へ、組織改革と地域連携を軸に病院経営を進化させてきた医療法人社団康明会の遠藤正樹理事長。非医師として理事長に就任し、対話と数値に裏打ちされたマネジメントで「心の生態系」を育み、地域を支える医療のあり方を模索し続けている。

中山 俊の医師の「働きがい改革」【特別編】

横倉義武
日本危機管理医学会代表理事/日本医師会名誉会長
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医師の健康を確保し、医療の質・安全を向上させることを目的に医師の働き方改革がスタートして約1年が経過した。医療DXや複数主治医制、タスクシフト・タスクシェアなど現場では、診療の効率性を高めるためのさまざまな工夫が行われるようになっている一方、若い医師の研鑽の機会の減少やモチベーションの低下などが危惧されている。この医師の働き方改革や医師のモチベーションの向上、今後の医師のあり方などについて、日本医師会長を4期8年、世界医師会長も務められた横倉義武先生と、医療現場の課題を解決するために、医師同士が情報を共有できるプラットフォーム構築に取り組むアンター株式会社代表取締役の中山俊先生に話し合ってもらった。

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高橋教授のこの人に会いたい

必要な地域医療を残すためにも
公民含め病院医療の可視化を進めるべき
一戸和成 医療法人社団和楽仁 副理事長
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2027年度から始まる「新たな地域医療構想」では、人口構造の変化やそれに伴う医療需要の変化を見据えた内容になっているが、その提供体制の担い手や経営体制については課題が残ったままだ。今回、外科医を経て厚生労働省に入省、診療報酬改定や医療計画に携わり、公立病院の事業管理者、さらに医療法人の経営改善支援を担うなど、多方面で活躍する一戸和成・医療法人社団和楽仁副理事長と「あるべき政策遂行と病院経営」について議論を交わした。

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次号予告 2025年7月号 VOL.491(2025年6月10日 発行)

特集 病院経営に貢献できる医療経営士の育て方(仮題)

医療機関をマネジメントするうえで必要な医療、および経営に関する知識と経営課題を解決する能力を有し、実践的な経営能力を備えた人材として全国で活躍している医療経営士。現在、病医院に限れば2000人以上の医療経営士が所属しており、事務職員に資格取得を促す医療機関も出てきているが、有資格者はいるものの十分に活躍ができていないというケースも少なくない。医療経営士が活躍できる病院とそうでない病院とでは何が異なるのか。どうすれば院内で医療経営士が育つのか、医療経営士が育つと病院はどうなるのか──。最前線で活躍する医療経営士の声を届ける。